芸術系

学科系統分類表-芸術系

芸術
アート

大分類 中分類 小分類(学科)
芸術 美術関係 絵画(学) 彫刻(学) 日本画 西洋画 美術(学) 絵画・彫刻
油絵学 造形学 デザイン・工芸 造形美術(学) 美術工芸学 歴史遺産学
美術・工芸学 美術史・文化財保存修復学 美術文化学 メディア・芸術(学)    
デザイン関係 基礎デザイン学 産業美術学 産業デザイン デザイン(学)(デザインコース) 視覚伝達デザイン学 工芸工業デザイン学
芸能デザイン学 空間演出デザイン学 工業デザイン学 ビジュアルデザイン学 グラフィックデザイン学 空間演出デザイン学
情報デザイン学 環境デザイン学 観光デザイン学 ファッションデザイン学 視覚デザイン学  
音楽関係 音楽 演奏学 声楽 器楽 楽理 指揮
邦楽 音楽学 音楽教育学 教育音楽学 作曲 作曲理論学
宗教音楽学 器楽学 声楽学 作曲学 楽理学 音楽デザイン学
ピアノ・オルガン学 音楽制作・教育学 音楽芸術運営学 音楽表現学 音楽文化応用学 応用音楽学
音楽文化デザイン学 応用演奏学 音楽芸術学      
芸術専門学群 芸術専門学郡(平成15年以降使用しない)          
その他 工芸学 建築(学) 芸術学 映画学 演劇学 写真学
放送学 環境計画学 映像(計画)学 舞台芸術学 芸術計画学 芸能学
デザイン工芸学 映像造形学 芸術文化学 先端芸術表現科 映像演劇学 総合芸術学
音楽文化学 デザイン情報学 芸術情報学 情報表現学 生産造形学 技術造形学
空間造形学 芸術メディア学 マンガ学 映像・舞台芸術学 メディアアート学 ファッション造形学
立体アート学 メディアアート表現学 映像メディア パフォーミング・アーツ ビジュアル・アーツ 音楽環境創造科
芸術工芸 アニメーション学 造形表現学 芸術専門学群 環境デザイン 芸術表現・アートプロデュース学
映像・デザイン学 工芸・デザイン学 音楽文化創造学 幼児音楽教育学 コンテンツ・プロデューサー学 キャラクター造形学

芸術学系統 ~美術、造形、芸術、音楽学部など~

 芸術学系統では、高度な理論や技術を学ぶだけでなく、自らの感性を磨き、創造力を養うことを目的としたカリキュラムが組まれています。

 

自己表現の美術、社会とつながるデザイン

 芸術学系統は、美術、デザイン、音楽の領域に大別されます。

 

 美術系には、主に日本画、油絵、版画、彫刻、工芸といった学科・専攻があります。美術系は、自己表現に重きを置いており、その表現方法として、基本的な技術を修得します。例えば絵画の専攻では、デッサンや空間表現、壁画技法などの科目が設置されています。

 

 これに対して、“使う人” の存在を念頭に置くデザインは、人間や社会と直接的につながる技能です。グラフィック、テキスタイル、ファッション、インテリアなどの学科があり、各分野で、実用性を重視したモノの創造や、生活における新しい価値の提言を行っています。

 

 また、情報化時代を迎えた今、アニメーション、映画、ウェブ、オーディオ&ヴィジュアルなど、デジタルテクノロジーを駆使した21世紀型の芸術・デザインが次々と誕生しています。

 

 美術、デザインともに実技の授業を中心としたカリキュラムが整っていますが、理論もバランスよく学びます。代表的な「芸術学」「美学・美術史」や、芸術と社会の橋渡しをする「アートマネジメント」「アートプロデュース」などが最近の人気科目のようです。

 

細分化した専門教育で音楽一色の4年間

 美術・デザイン系学部と同じように、音楽系も単科大学を中心に、専門的な教育が行われています。

 

 専攻は、ピアノ、オルガン、弦楽器、管楽器、声楽、作曲、指揮などの演奏系と、音楽学、音楽史、音楽教育、音楽療法といった理論系があります。最近では、邦楽、ジャズ、ミュージカルなどの専攻を設置する大学もあります。

 

 音楽学部のカリキュラムでは、専攻別の個人レッスンなどを含む専門科目が中心となります。その一方で、音楽家にふさわしい豊かな感性を培うために、一般教養教育に力を入れたり、音楽と結びつきの強い語学教育を重視する大学が増えています。

 

 多くの音楽大学では毎年、一般にも公開される定期演奏会を行い、専攻間の交流を図るとともに、地域と大学の架け橋としての役割を果たしています。

 

 この分野では教職免許のほか、音楽を通じて心と身体を癒す音楽療法士を育成するプログラムを設置している大学もあります。

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