2020年センター試験第1日1/18問題分析・平均点・解説
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令和2年度 試験実施期日
1月18日(土)、19日(日)
追・再試験実施期日
1月25日(土)、26日(日)
2020年度(令和2年度)1日目(1/18)センター試験出題教科・科目別問題分析/出題形式/出題分野/内容/問題量
世界史B
2020年度(令和2年度)出題形式・出題分野・出題内容・問題量・難易度
- センター試験、世界史Bの1問を全員正解に
- 問題量は大きく変化なし
- 難易度は平年並み
- 全体の4分の3が4択の正誤判定
- 地図問題が1問に減少
- 西洋史からの出題がやや減少
- 東アジア史からの出題が増加
- 古代史と現代史からの出題が増加し近世史からの出題が激減
- 近現代史からの出題が増加
- 社会経済史の出題が激減
- 文化史の出題が激増
- 年表問題・時系列問題・グラフ問題が1問ずつ出題
日本史B
2020年度(令和2年度)出題形式・出題分野・出題内容・問題量・難易度
- 問題量は昨年並
- 難易度は平年並み
- 来年度の大学入試共通テストの前哨戦とも言える視覚資料問題を出題
- 戦後史の問題が1問へ減少
- 経済史問題が増加
- 昨年出題されなかった写真や絵などの問題が再登場
- 史料問題は読み取り重視問題
- 複数種類の資料問題は大学入試共通テストの試行調査に類似
- <第1問:教育史と歴史観に関わる教育>
- <第2問 古代国家の辺境支配>
- <第3問 中世の社会>
- <第4問 中世末から近世における銀と鉄の生産や流通>
- <第5問 幕末から明治前期の民衆運動>
- <第6問 近現代の風刺漫画>
地理B
2020年度(令和2年度)出題形式・出題分野・出題内容・問題量・難易度
- 難易度はやや易化
- 例年通り2大問地誌問題を出題
- 2地域の比較地誌、2か国の比較地誌
- 問題量は昨年並
- 昨年と変わらず、3問の4択正誤判定問題
- 新たに国名の4択問題を2問出題
- 2項目の6択組合せ問題を1問出題
現代社会
2020年度(令和2年度)出題形式・出題分野・出題内容・問題量・難易度
- 難易度は平年並み
- 6択式問題が昨年5問から減少して2問へ
- 8択式問題が昨年1問から増加して4問へ
- 図表を読み解く問題は昨年2問から増加し3問へ
- 並び替え問題と正誤の組合せ問題を新しく1問ずつ出題
倫理
2020年度(令和2年度)出題形式・出題分野・出題内容・問題量・難易度
- 難易度はやや難化
- 全体量は昨年並み
- 3つの文すべてを正誤判定させる問題が1題増
- 近代英米哲学を出題
- 人名や語句の組合せ問題がやや増
政治・経済
2020年度(令和2年度)出題形式・出題分野・出題内容・問題量・難易度
- 難易度は平年並み
- 設問文章の空欄補充問題が昨年度3から今年度2へ減
- 第1・2問は政治分野・経済分野の融合問題のまま、第3問は昨年度は政治分野から本年は経済分野へ、昨年度は経済分野の第4問は政治分野へ
- 【第1問】政治・経済総合 平等
- 【第2問】個人の努力と国の役割
- 【第3問】国際経済宇宙船地球号
- 【第4問】自由民主主義と各制度
倫理、政治・経済
2020年度(令和2年度)出題形式・出題分野・出題内容・問題量・難易度
- 難易度は平年並み
- 第1~3問が倫理分野、第4~6問が政経分野
- 「倫理」の設問からの抜粋で第1問(現代社会・青年期・心理学など)、第2問(東洋・日本思想)、第3問(西洋思想)、「政経」第4問からの抜粋で第4問(平等)は「政経」第1問からの抜粋、第5問(宇宙船地球号)は「政経」第3問からの抜粋、第6問(自由民主主義)は「政経」第4問からの抜粋
- 中江兆民、徳富蘇峰、替による決済の仕組みの問題など、きちんと学習した受験生にとってはおなじみの問題。
国語
2020年度(令和2年度)出題形式・出題分野・出題内容・問題量・難易度
- 大学入試共通テストを意識した問題を出題。
- 評論は昨年よりも分量が減少、小説も分量が減少、古文は平年並み、漢文も平年並みの分量。
- 難易度は平年並み。
- 第1問は河野哲也「境界の現象学」からの出題で漢字(問1)、内容理解(問2~問5)、表現と構成問題(問6)「レジリエンス」
- 第2問は原民喜「翳」からの出題 「私の内面」
- 第3問は中世の擬古物語『小夜衣』からの出題
- 第4問は『文選』(漢詩)からの出題で六朝の謝霊運の五言詩「田南樹園激流植援」。問1・2・6は語句や訓読、内容理解など例年通りの形式。問3は傍線部の内容を示す図の選択問題、問4は押韻と対句の問題。
英語(筆記)
2020年度(令和2年度)出題形式・出題分野・出題内容・問題量・難易度
- 問題形式・問題量は昨年度と大きく変わらず。
- 発音・アクセント、文法・語法・語彙、会話文、語句整序、文脈や要旨の理解、図表情報の理解、物語文・説明文の読解など、例年と変わらない出題形式。
- 難易度は平年並み。
英語(リスニング)
2020年度(令和2年度)出題形式・出題分野・出題内容・問題量・難易度
- 問題形式・問題量は昨年度と大きく変わらず。
- 第1問が対話内容把握問題、第2問が対話完成問題、第3問A・Bが対話内容把握問題、第4問はAが1つのモノローグの内容把握問題で、Bは長めの対話の内容把握問題。
- 難易度は平年並み。
大学入試センター試験(本試験)平均点推移 平成23-30年
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※一部編集中