地歴・公民

世界史B

【大問数・解答数】

大問数4、解答数36個は、昨年から変更なし。

 

【出題形式】

4択の文章選択問題は昨年から大幅に増加(19→28)し、組合せ問題は減少(8→5)した。

例年出題されていた年代整序問題は出題されなかった。

地図問題は4問から1問に減少し、年表問題も減少(2→1)した。

グラフの読み取り問題は、昨年同様1問出題された。

例年は正誤判定が全体の半分から6割程度であったが、今年は8割程度が正誤判定の問題となり、大きく増加した。

地図問題は昨年4問出題されたが、今年は1問だけであった。

グラフの読み取りが3年連続で1問出題され、完全に定着した。

その他に、年表問題が1問出題された。時系列整序問題は出題されず。

 

【出題分野】

時代は、中世史・近世史が増加し、近代史・現代史が減少した。

分野は、文化史の出題が少ない傾向は継続した。

地域は、東アジア・西アジアからの出題がやや増加したが、地域網羅性は継続された。

朝鮮・アフリカ・ラテンアメリカなどの周辺地域からの出題も多くみられた。

前近代史・近現代史が概ねバランスよく出題されたが、やや前近代の出題量が増加した。

西洋史・東洋史もほぼ均等に出題されていたが、やや東洋史の出題が増加した。

東洋史の中では中国史からの出題が大きく増加した。

政治史中心で、社会・経済史や文化史からの出題は少なかった。

 

【問題量】

昨年並。問題文や選択肢の文の長さは、例年と変わらず。

 

 

昨年から4択の文章選択問題が大幅に増加し、昨年1問に減少していた年代整序問題は出題されなかった。昨年4問に増加した地図問題は1問に減少した。

昨年同様グラフを読み取って判断する力も求められた。

大問構成や解答数は変更なし。

 

第1問 (25点満点)

A 8 帝政ローマの支配

B 9 『アーサー王物語』とイングランド王朝

C 8 中国の歴史叙述にみられる正統史観

第2問 (25点満点)

A 8 シク教の拡大

B 9 近世ヨーロッパのユダヤ人

C 8 近代のイスラーム改革運動

第3問 (25点満点)

A 8 パリの中世遺跡

B 9 ドレスデンの聖母教会

C 8 上海の歴史

第4問 (25点満点)

A 8 ロシアの移住者

B 8 世界大戦と難民

C 9 戦間期のユダヤ人音楽家

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日本史B

 【大問数・解答数】

大問数6、解答数36個は昨年から変更なし。

第5問、第6問は日本史Aとの共通問題。

 

【出題形式】

史料文・地図・図版などの諸資料を用いた出題が多かった。

今年は統計資料は扱われなかったが、1設問内で複数の資料(写真・地図)を用いた問題がみられた。

出題形式に大きな変化は見られないが、史料問題が2問から4問へ倍増した一方、写真などを用いた視覚資料問題は6問から3問へと半減した。

史料・資料問題とも読み取り重視であるので、出題の意図としては昨年度と変化はない。

 

【出題分野】

昨年より文化史が増加、政治史が減少したが、近年の傾向通り幅広い分野からバランスよく出題された。また、第6問では石橋湛山の人物史が出題された。

第1問テーマ史、第2問原始・古代史、第3問中世~近世初期、第4問近世史、第5問近代史、第6問近現代史という構成。

ここ2年間続いた日記・手紙を題材とするものから、それ以前の会話文形式に戻った。

第3問は中世史の年代に加えて、近世初期の桃山文化までが範囲となった。

第4問の江戸時代の問題と合わせて、近世史からの出題が1題増えた。

第6問は、第1問同様にここ2年続いた特定のテーマ史から、それ以前の人物を題材とする問題となった。また、昨年はなかった戦後史単独の問題も2問出題された。

 

【問題量】

昨年並。

大問数、解答数に変更はなし。

 

所与の史・資料を読み取り解釈する力が重視された。

第1問のテーマは2年連続で主題学習の「地域と歴史」。

 

第1問 (16点満点)

A 8 古代~近代の政治・外交・社会・文化

B 8 古代~近代の外交・社会

第2問 (16点満点)

A 8 原始~古墳時代の政治・文化

B 8 奈良~平安時代の政治・社会・文化

第3問 (16点満点)

A 8 平安末期~南北朝時代の政治・社会・文化

B 8 鎌倉~安土桃山時代の社会・文化

第4問 (16点満点)

A 8 近世の外交・文化

B 8 近世の政治・社会

第5問 (12点満点)

12 幕末~明治時代の政治・文化

第6問 (24点満点)

A 9 近代の政治・社会・文化

B 9 近現代の政治・文化

C 6 戦後の政治・外交

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地理B

 【大問数・解答数】

大問数6、解答数35個で昨年から変更なし。

第6問が地理Aとの共通問題。

 

【出題形式】

地図、地形図、統計表、写真など、多彩な資料が扱われ、図表読解力や地理的思考力が求められた。

解答形式では、組合せ問題が12個から17個に増加し、6択の問題が9個から12個に増加した。

イラストを用いた問題が出題。

文の4択正誤判定問題は5問で、昨年の6問から1つ減った。

文の下線部の4択正誤判定問題は6問で、昨年の6問から2つ減った。

6択の組合せ問題は12問で、昨年の8問から大きく増えた。

表の4択問題は昨年の1問から2問に増え、図の4択問題は4問で昨年と同数である。

記号の4択問題は1問で、昨年の2問から1問減った。

2項目の4択組合せ問題は5問で、昨年の6問から1問減った。

 

【出題分野】

「世界の自然環境と自然災害」「資源と産業」「生活文化と都市」「西アジアとその周辺地域の地誌」「ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの比較地誌」「地域調査」。

出題分野は昨年と同様で、世界の自然環境、資源、産業、都市・村落、地誌、地域調査の6分野である。第5問は昨年の2か国から3か国を比較した地誌となった。

出題内容は、第1問は「世界の自然環境と自然災害」、第2問は「資源と産業」で、それぞれ昨年と同一テーマであり、小問数は各6つである。

第3問は「生活文化と都市」で、昨年の「都市・村落と生活文化」から村落分野を除いた出題であり、小問数は昨年より1つ増えて6となった。第4問は「西アジアとその周辺地域」で昨年の「中国」から広域地誌となった。

第5問は「ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの3か国の比較」で、第4問の小問数が6、第5問の小問数が5は昨年と同じである。第6問は「岐阜県高山市の地域調査」で、設問数は昨年の7から1つ減って6である。

 

【問題量】

昨年並。

昨年と同じく、選択肢文等の字数は多い。

図、表、写真、選択肢表などを除いた、設問文、選択肢文の字数は1万字程度で、昨年よりやや少ないものの、問題文を迅速に読み、判断することが求められる。

 

【問題難易度】

問題は易化

 

 

多彩な図表が数多く用いられ、正確に図表を読解する力と地理的な見方・考え方が求められた。

スマートフォンやムーミンなども出題。

 

第1問 (17点満点)

世界の自然環境と自然災害

第2問 (17点満点)

資源と産業

第3問 (17点満点)

生活文化と都市

第4問 (17点満点)

西アジアとその周辺地域

第5問 (14点満点)

北ヨーロッパ3カ国

第6問 (18点満点)

高山市の地域調査

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倫理・政経

【大問数・解答数】

大問数6で変更なし。

解答数は昨年より1個減少して36個で、「倫理」が減少して18個となった。

「政治・経済」は18個で変更なし。

「倫理、政治・経済」の独自の設問はなかった。

 

【出題形式】

3行以上の文章選択問題が2問減少して7問になった。

組合せ問題は3問増加して12問になり、「倫理」は5問で変更なし。

「政治・経済」は4問から7問に増加した。

「倫理」で統計資料は使用されず、資料が1問増加し倫理分野は、8択形式の設問が昨年度の5問から2問に減少したが、4択や6択の正誤組合せ形式の設問が3問みられた。

図表の読解問題の出題がなかった。

政経分野では文章空欄補充を含め組合せ問題が7問に増えた(昨年度は4問)。

昨年度あった形式のうち、年代順の問題がなくなった。て2問となった。

 

【出題分野】

「倫理」および「政治・経済」の各分野から昨年同様網羅的に出題された。

第1~3問が倫理分野、第4~6問が政経分野という構成で昨年までと変化なし。

第1問(現代社会・青年期)は「倫理」第1問からの抜粋。

第2問(東洋思想)は「倫理」第2問と第3問からの抜粋。

第3問(西洋思想)は「倫理」第2問と第4問からの抜粋であった。

オーソドックスな内容理解を問う設問が多かった。

第4問(近代国家の歴史)は「政経」第1問からの抜粋。

第5問(国家間・地域間・個人間格差)は「政経」第3問からの抜粋。

第6問(男女間の格差)は「政経」第4問からの抜粋であった。

第5問と第6問とで格差問題を広く扱った点のほか、安全保障関連法やベーシック・インカムなどの時事的出題が特筆される。

 

【問題量】

「倫理」は昨年よりやや減少、「政経・経済」は昨年並。

設問数は倫理分野(第3問)で昨年度より1問減少。

選択肢文の長さは2~3行程度で、全体的に受験生の負担が軽減される分量となった。

政経分野では、空欄補充問題を含め組合せ形式の設問が昨年度の4問から7問へと増えた。

  

【問題難易度】

問題は易化

 

すべての設問が単独科目「倫理」および「政治・経済」と共通であった。

倫理分野の統計資料が出題されないなど読解量は昨年より減少し、思想の正確な知識理解が問われた。

 

政治・経済分野は基本事項と資料読解が中心となって問われた。

 

第1問 (14点満点)

現代の社会や心理をめぐる諸問題~「純粋な善意」をめぐって

第2問 (18点満点)

東洋思想の総合問題~教えるという営み

第3問 (18点満点)

西洋思想の総合問題~「遊び」という意味

第4問 (22点満点)

近代国家の歴史(需要・供給曲線、ローレンツ曲線、安全保障など)

第5問 (14点満点)

国家間・地域間・個人間格差(ベーシック・インカム、社会保障など)

第6問 (14点満点)

男女間の格差(女性の割合、国会、性差別、雇用形態など)

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倫理

【大問数・解答数】

大問数4、解答数36個で、昨年から1個減少した。

すべての大問で「倫理、政治・経済」との共通の設問が出題された。

 

【出題形式】

昨年1問あった語句選択問題がなくなった。

組合せ問題は減少(10→8)し、選択肢数は、昨年すべて8択であったが、8択が4問、6択が3問、4択が1問であった。

正誤組合せ問題は、昨年同様4問出題されたが、昨年はすべて8択であったのに対し、4択が1問、6択が3問出題された。

8択の選択問題が、昨年の10題に比べて4題と、大幅に減った。

多くの設問で、文の正誤の組合せや空欄補充語句の組合せなど複雑な形式が消え、2~3行の4つの選択肢のうちから正解を1つ選ぶ形式がメインになった。

全体的に、取り組みやすい形式。

 

【出題分野】

昨年同様、現代の諸課題分野が青年期分野と合わせて第1問で出題された。

特定の分野に偏ることなく幅広く出題され、現代の思想では、センやウィトゲンシュタインの思想が問われた。

第1問(現代社会・青年期・心理学など)、第2問(東西源流思想)、第3問(日本思想)、第4問(西洋近現代思想)という構成に変化はない。

全体的に、思想や概念の深い理解と細かい知識が問われた従来の方針が変わり、学習内容のよりオーソドックスな理解を問う設問がメインになった。

第3問で植木枝盛や三宅雪嶺、第4問では言語ゲームやホモ・ファーベルの概念の理解が問われるなど、発展的な設問も一部見られた。

資料問題では、第4問でロジェ・カイヨワが扱われた。

 

【問題量】

3つの文の正誤や3つの該当語句の組合せが必要だった8択問題が大幅に減り、4択や6択問題が増えたことで、全体的に、受験生の負担がかなり軽減される分量となった。

全体の設問数は、第4問で設問が1題減ったことで、従来の37題から36題に減った。

 

【問題難易度】

問題は易化

 

大問構成や出題分野は変更なしだが、解答数が1個減少した。組合せ問題の数や選択肢の文章量が減少。

 

第1問 (28点満点)

現代の社会や心理をめぐる諸問題~「純粋な善意」をめぐって

第2問 (24点満点)

東西の源流思想~模範としての他者の生

第3問 (24点満点)

日本思想史~教えるという営み

第4問 (24点満点)

西洋近現代思想史~「遊び」の意味

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政経

【大問数・解答数】

大問数4、解答数34個は、昨年から変更なし。第1問・第3問・第4問の一部は「倫理、政治・経済」との共通問題。

 

【出題形式】

文章選択問題中心の出題は昨年から変更なし。

1行の文章選択問題(10→8)と2行の文章選択問題(16→13)は減少し、語句選択問題(1→3)と組合せ問題(6→10)は増加した。

4択の問題(32→28)が減少し、誤文選択問題(2→6)、6択の問題(2→5)が増加した。

組合せ問題では2011年以降、出題されていなかった8択の問題がみられた。

また、統計資料や図表を用いた問題が昨年に引き続き6問出題された。

記述の正誤判定問題が昨年度の22設問から16設問へと大きく減る。

 

【出題分野】

政治分野・経済分野・国際政治分野・国際経済分野が2大問、政治分野・経済分野が2大問出題された。

昨年同様、全ての大問において複数の分野が融合して出題された。

全体の構成は昨年度とほぼ同じ。政治分野・経済分野の融合問題である第1・2問と、経済分野の第3問(昨年度は政治分野)、政治分野の第4問(昨年度は経済分野)からなる。

昨年度と同じく、第2問以外は、一部を除き「倫理、政治・経済」との共通問題。

大問のテーマは、第1問が近代国家の歴史、第2問が二つのニクソン・ショック、第3問が国家間・地域間・個人間格差、第4問が男女間の格差。

第3問と第4問とで格差問題を広く扱った点のほか、フィンランドで社会実験中のベーシック・インカムや2015年成立の安全保障関連法などの時事的出題が特筆される。

 

【問題量】

解答数などは増減なし。

本文中の空欄補充問題のほか、設問中の文章の空欄補充問題が増え、読むべき文章量が増えた。

 

【問題難易度】

昨年並。

 

 

「倫理、政治・経済」との共通の設問が4大問中、3大問で出題された。

基礎的事項を問う出題の中で、知識に基づいて統計資料を読み取る出題もみられた。

年代整序問題も出題され、全体的に基本事項が中心に問われている。

 

第1問 (28点満点)

近代国家の歴史(需要・供給曲線、ローレンツ曲線、安全保障など)

第2問 (24点満点)

二つのニクソン・ショック(冷戦、国際経済、日本の外交など)

第3問 (24点満点)

国家間・地域間・個人間格差(ベーシック・インカム、社会保障など)

第4問 (24点満点)

男女間の格差(女性の割合、国会、性差別、雇用形態など)

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現代社会

【大問数・解答数】

大問数6、解答数36個は、昨年から変更なし。

 

【出題形式】

組合せ問題が増加(4→7)し、そのうち4択が1問、6択が1問、8択が5問であった。

誤文選択問題は減少(10→7)した。

統計・資料を用いた問題が増加(3→4)し、そのうち写真を用いた問題が昨年に続いて1問出題された。

「適当でないもの」を選ばせる問題は昨年から減少し7問(昨年10問)。

組合せ形式の問題は昨年同様4問。

図表を用いた問題は昨年同様2問。

 

【出題分野】

青年期・諸課題分野の出題が増加し、政治分野の出題が減少した。

大問内や設問内で分野を融合した問題が出題された。

写真を用いた問題や文章の趣旨を問う問題が出題された。

課題追究(調べ学習)の問題も出題された。

大問内の小設問は、「政治・経済的事項」「倫理的事項」が分野横断的に構成されている。

リード文の内容と合致する記述を選ばせる問題も昨年に引き続き出題されており、読解力についても同時に問われている。

「課題追究学習(調べ学習)」に関する出題は昨年同様1問であり、2006年度以降の出題が継続された(2010年度を除く)。

 

【問題量】

昨年並。

リード文、設問文とも、その分量は全体的に近年の傾向を踏襲しており、きちんと過去問対策をしてきた受験生にとっては、充分解答できる。

全36問中、4択式問題が30問(昨年32問)で、8択式問題が5問(昨年3問)、6択式問題が1問(昨年1問)。

 

大問内や設問内で各分野を融合的に問う問題がみられた。

写真を用いた問題やリード文の趣旨を問う問題が出題された。

思考力を必要とする問題や時事的な知識を要求する出題も。

基本事項の知識を求める問題が中心。

 

第1問 (22点満点)

地域社会

第2問 (14点満点)

主権者教育とその取組み

第3問 (22点満点)

データの重要性とその活用

第4問 (14点満点)

ロボットとの付き合い方

第5問 (14点満点)

新自由主義

第6問 (14点満点)

パリ協定にみる議会の役割

現代社会問題.pdf
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01現代社会 解答.pdf
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世界史A

日本史A

地理A

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