2020年センター試験情報


令和2年2020年度大学入試センター試験
(本試験)平均点等一覧
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令和2年度 試験実施期日
1月18日(土)、19日(日)
追・再試験実施期日
1月25日(土)、26日(日)

早い対策で
センター9割!
2020年 令和2年 センター試験時間割
・大学入試センター試験本試験実施
正解等の発表 1月18日(土)・19日(日)
平均点発表 1月22日
追試験・再試験 1月25・26日実施
病気などで本試験をやむを得ず受けられなかった人のための追試験、災害などの事情で本試験を受けられなかった人のための再試験は1月25日(土)・26日(日)に実施される。
本試験実施後の結果発表の日程
平均点などの中間発表:1月22日(水)
得点調整の有無の発表:1月24日(金)
平均点などの最終発表:2月6日(木)
成績通知:4月16日(木)以降(出願時に希望した者のみ)
センター試験試験期日・試験時間割
期日
令和2年1月18日(土)
出題教科・科目
・地理歴史・公民
「世界史 A」「世界史 B」
「日本史 A」「日本史 B」
「地理 A」「地理 B」
「現代社会」「倫理」
「政治・経済」「倫理,政治・経済」
・試験時間(→注1,2)
2 科目受験 9時30分~11時40分(→注3)
1 科目受験 10時40分~11時40分(→注3)
・国語
「国語」13時~14時20分
・外国語
「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」
【筆記】15時10分~16時30分
【リスニング】「英語」のみ17時10分~18時10分
期日
令和2年1月19日(日)
・理科①
「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」
9時30分~10時30分(→注4)
・数学①
「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」
11時20分~12時20分
・数学②
「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」
13時40分~14時40分
・理科②
「物理」「化学」「生物」「地学」
2 科目受験
15時30分~17時40分(→注3)
1 科目受験
16時40分~17時40分(→注3)
(注1)試験室への入室終了時刻については,受験票(→30ページ)とともに送付する受験上の注意で明示します。
(注2)試験開始時刻に遅刻した場合は,試験開始時刻後20 分以内の遅刻に限り,受験を認めます。ただし,リスニングは,試験開始時刻(17時10分)までに入室していない場合は受験することができません。
(注3)「地理歴史,公民」及び「理科②」については,登録した科目数(1 科目又は2 科目)によって試験開始時刻が異なります。「2 科目受験する」と登録した場合は,試験当日に1 科目のみを受験する(1 科目だけ受験を取りやめる)ことはできません。このため,遅刻者の試験室への入室限度(「地理歴史,公民」は9時50分,「理科②」は15時50分)までに入室しないと,後半の第2 解答科目を含めて,その試験時間は一切受験することができません。また,第1 解答科目のみ受験し,途中退室することもできません。
なお,第1 解答科目と第2 解答科目の間の10 分間は,トイレ等で一時退室することはできません(→45ページ)。
(注4)「理科①」は試験時間60 分で必ず2 科目を選択解答してください。1 科目のみの受験は認めません。
センター試験出題教科・科目等
(1)国語
・出題科目
「国語」
・出題方法等
「国語総合」の内容を出題範囲とし,近代以降の文章,古典(古文,漢文)を出題する。(→注2)
・科目選択の方法等
特になし
・試験時間(配点)(→注1)
80分(200点)
(2)地理歴史・公民
・出題科目
「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」
「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」
・出題方法等
「倫理,政治・経済」は,「倫理」と「政治・経済」を総合した出題範囲とする。
・科目選択の方法等
10科目(「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」)のうちから最大2科目を選択し,解答する。
ただし,同一名称を含む科目の組合せで2科目を選択することはできない。(→注3)
なお,受験する科目数は出願時に申し出ること。
・試験時間(配点)(→注1)
1科目選択 60分(100点)
2科目選択 130分(うち解答時間120分)(200点)(→注4)
(3)数学
①グループ
・出題科目
「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」
・出題方法等
「数学Ⅰ・数学A」は,「数学Ⅰ」と「数学A」を総合した出題範囲とする。
ただし,次に記す「数学A」の3 項目の内容のうち,2 項目以上を学習した者に対応した出題とし,問題を選択解答させる。
(場合の数と確率,整数の性質,図形の性質)
・科目選択の方法等
2 科目(「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」)のうちから1 科目を選択し,解答する。
・試験時間(配点)(→注1)
60 分(100 点)
②グループ
・出題科目
「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」
・出題方法等
「数学Ⅱ・数学B」は,「数学Ⅱ」と「数学B」を総合した出題範囲とする。
ただし,次に記す「数学B」の3 項目の内容のうち,2 項目以上を学習した者に対応した出題とし,問題を選択解答させる。
(数列,ベクトル,確率分布と統計的な推測)
「簿記・会計」は,「簿記」及び「財務会計Ⅰ」を総合した出題範囲とし,「財務会計Ⅰ」については,株式会社の会計の基礎的事項を含め,「財務会計の基礎」を出題範囲とする。
「情報関係基礎」は,専門教育を主とする農業,工業,商業,水産,家庭,看護,情報及び福祉の8 教科に設定されている情報に関する基礎的科目を出題範囲とする。
・科目選択の方法等
4 科目(「数学Ⅱ」「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」)のうちから 1 科目を選択し,解答する。
ただし,「簿記・会計」「情報関係基礎」の問題冊子の配付を希望する場合は,出願時に申し出ること。
・試験時間(配点)(→注1)
60 分(100 点)
(4)理科
①グループ
・出題科目
「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」
②グループ
・出題科目
「物理」「化学」「生物」「地学」
・出題方法等
「物理」,「化学」,「生物」,「地学」には,一部に選択問題を配置する。
・科目選択の方法等
8 科目(「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」)のうちから下記のいずれかの選択方法により科目を選択し,解答する。
A 理科①グループから2 科目
B 理科②グループから1 科目
C 理科①グループから2 科目及び理科②グループから1 科目
D 理科②グループから2 科目
なお,受験する科目の選択方法は出願時に申し出ること。
・試験時間(配点)(→注1)
【理科①】2科目選択 60分(100点)(→注5)
【理科②】1科目選択 60分(100点)
【理科②】2科目選択 130分(うち解答時間120分)(200点)(→注4)
(5)外国語
・出題科目
「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」 (→注6)
・出題方法等
「英語」は,「コミュニケーション英語Ⅰ」に加えて「コミュニケーション英語Ⅱ」及び「英語表現Ⅰ」を出題範囲とする。
・科目選択の方法等
5 科目(「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」)のうちから1 科目を選択し,解答する。
ただし,「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」の問題冊子の配付を希望する場合は,出願時に申し出ること。
・試験時間(配点)(→注1)
【筆記】80分(200点)
【リスニング】(「英語」のみ)60分(うち解答時間30分)(50点)
(注1)国語及び外国語(「英語」を除く。)は,各教科について1 試験時間とし,地理歴史及び公民については,合わせて1 試験時間とします。数学及び理科は,①及び②の出題科目のグループごとに,外国語「英語」は,筆記とリスニングに試験時間を分けます。
(注2)「国語」の出題分野別の配点は,「近代以降の文章(2 問100 点),古典(古文(1 問50 点),漢文(1 問50 点))」とします。なお,国語の出題分野のうち,大学が指定した分野のみを解答する場合でも,国語の試験時間は80 分です。
(注3)地理歴史及び公民の「科目選択の方法等」欄中の「同一名称を含む科目の組合せ」とは,「世界史A」と「世界史B」,「日本史A」と「日本史B」,「地理A」と「地理B」,「倫理」と「倫理,政治・経済」及び「政治・経済」と「倫理,政治・経済」の組合せを指します。
(注4)「地理歴史,公民」及び「理科②」の試験時間において「2 科目受験する」と登録した場合は,解答順に第1 解答科目及び第2 解答科目に区分し各60 分間で解答を行いますが,第1 解答科目及び第2 解答科目の間に答案回収等を行うために必要な時間を加え,試験時間は130 分とします。
(注5)「理科①」については,1 科目のみの受験は認めません。
(注6)外国語において「英語」を選択する受験者は,原則として,筆記とリスニングの双方を解答してください。リスニングは,音声問題を用い30 分間で解答を行いますが,解答開始前に受験者に配付したIC プレーヤーの作動確認・音量調節を受験者本人が行うために必要な時間を加え,試験時間は60 分とします。
なお,「英語」以外の外国語の筆記を受験した場合,リスニングを受験することはできません。
大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入
(大学入試英語成績提供システム)
二〇二四年度の実施を目処に延期されることになりました。
令和3年1月の大学入学共通テストにおける記述式
問題の導入について、受験生の不安を払拭し、安心して受験できる体制を早急に整えることが現時点では困難であると判断し、記述式問題は実施せず、導入見送りとする判断が発表されました。
読み解き入試改革 センター試験が変わる
50万人以上が受験する大学入試センター試験「大学入学共通テスト」(新テスト)に衣替えする。国語と数学に記述問題が入り、英語は段階的に民間試験に移行するなど、センター試験より複雑になる。
■国語 実社会の文書登場
新テストの導入は、入試をてこに高校や大学の教育を変える「高大接続改革」の一環だ。知識だけに偏らず、思考力や判断力を備えた人材の育成につなげようと、政府や教育界で4年以上、議論が重ねられてきた。
新テストはどんな試験なのか。文部科学省が7月に示した実施方針などを手がかりに、国語からみてみよう。
センター試験は現代文2問、古文、漢文から各1問の大問計4問(解答はマーク式)を出題している。新テストはこれに記述式3題程度を含む大問1問が加わり、80分だった試験時間は100分に延びる。
作問や採点はセンター試験と同様に大学入試センターがする。記述式は採点者によって評価がぶれないよう採点基準を定め、成績は得点ではなく段階で表示。大学側はマーク式の得点と記述式の段階別評価を合わせて選抜に使うとみられる。
問題はどう変わるのだろう。これまで国語の現代文は小説や論説文を出題していた。ところが、同センターが示した記述式の2つの問題例には実生活の中で使われる「実用文書」が登場した。
1問目は、町の景観保護の指針に関する行政機関の広報文書に続き、親子の会話文を読ませた。そのうえで企業の提案書を行政文書の趣旨に沿って修正させたり、登場人物の主張を補う意見を書かせる問題を出した。
新テストの導入は、「高大接続改革」の一環として4年以上の議論が重ねられた
2問目は駐車場の賃貸契約の書類が題材。利用者が不利益を受けないために管理会社に主張すべき点などを尋ねた。解答は最大120字で記述する。使う言葉や文章の流れを指定するなど、様々な条件がついた。
従来型のマーク式問題も、思考力や判断力を図る内容に変わる。現代文は短歌の論評文と生徒の会話文、古文は「平家物語」の一部と現代人の会話文をそれぞれ読ませ、語彙力や登場人物の主張の理解などを問うた。
実用的な文書から必要な情報を取り出す力や文書の作成者、登場人物の意図を読み解く力が問われる。
記述式はマーク式より難しく感じられそうだが「実用文書の読み方に慣れれば対応できる。新しい分野だからといってあらゆる種類の文書を学ぶ、といった詰め込み型の対策は禁物
■数学 解法暗記、通用せず
数学は大問4問の構成は変わらないが、記述式の小問3題が加わり、試験時間は70分と10分長くなる。公表された問題例では公園に設置する銅像について、男女2人が会話する場面を設定。長さや角度から銅像が最もよく見える位置を考えさせた。記述式の問題では不等式を用いて場合分けをさせたり、図形の角が鋭角であることを確かめる方法を書かせたりした。
マーク式の例題では都道府県ごとの睡眠時間と平均気温、仕事時間のグラフを示し、未知のデータを正確に分析する力を試した。「正しいものを1つ選べ」などと正答数を示さず、正しい選択肢全てを選ばせる問題も登場した。
会話文や日常生活にひき付けた問題が多く、文章をきちんと読んで理解する力も求められる。
記述問題については解答が短くそれほど難しくはないが、問題を解く過程を論理的に考える力が必要。答えさえわかればいい、と解法の暗記に頼るような勉強習慣では通用しにくい。
大学入試センター試験(本試験)平均点推移 平成23-30年
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※一部編集中
